古山貯水池キャンプ場

ガイドブックに「一番川より森が深い」と書いてあって気になっていた古山貯水池自然公園オートキャンプ場へ行ってきました。

出掛けにバタバタしていて家を出るのが11時過ぎになりましたが、由仁町までは勝手知ったる道なので12時過ぎにはキャンプ場の近くに。
途中、道端に「ワイナリー」というひっそりとした看板を発見したので、寄ってみました（マオイワイナリー）。
2006年に会社が設立されたまだまだ若いワイナリーで、ワインを置いてある小屋（本当に小屋だったもので）がポツンとあるだけでした。
運転手の自分は飲めませんでしたが、カミさんが試飲をして結構美味しいという白と赤1本ずつを購入し、一路キャンプ場へ向かいます。

道端に立つ旗を見落とさずに進んでいくと、いきなり整えられた芝生とその上に設営されているタープが現れます。
第一印象は「え？ココにテント張るの？」でした。
受付をちゃちゃっと済ませると、受付のおじさんから奥の方に車を進めるよう案内を受けます。
最初に見た芝生とタープ達は、おそらくデイキャンプなんでしょうね。
あー、よかった(笑)

ともあれ、木々の中、車を進めていくと30秒ほどでテントサイトが現れます。
私達が到着した12時過ぎくらいの段階で、フリーサイトには3,4張りのテントといったところ。
比較的平らな中央の場所が空いていたので、そこに荷物を下ろして早速設営です。

 陽当たりが良すぎて、めちゃめちゃ暑かった…(笑)

売り文句のとおり、一番川よりも森が深い感じで、それなのに圧迫感はありませんでした。
今回はカーサイトを予約できずフリーサイトだったのですが、搬入時は車をサイト脇に停められるので全く問題ありませんでした。
カーサイトのメリットが車を横に置けるということだけのように感じたので、張りたい場所にテントを張れるフリーサイトの方が使い勝手が良さそうです。

で、自分が設営している間、カミさんは昼ご飯の準備。
今日はなんとなく前日に決めたソース焼きそばです。

安定した味(笑)

昼ご飯を済ませた後は、みんなでキャンプ場内を散策します。
何やら池や小川があるようで、水遊びができそうな予感がします。

 こんな↑木道があり、水が溜まってると面白そう

と思ったら、暑さのせいか全く水が溜まっていないようです。
小川があるものの、ほんの1m幅の小さな小さな川しかありませんでした。
ザブザブ足を付けて歩き回ったものの、生き物はアメンボくらいしか発見できませんでした。

 食べたら間違いなく腹を壊しそうなキノコ(笑)

苔の生えた遊歩道も気持ち良かったです

存分に遊んだあとは近くにあるユンニの湯で汗を流し、晩ご飯の準備にかかります。
この日の晩ご飯はスペイン風リゾットにアヒージョ、ガスパチョ、豆とアボカドのサラダです。

 暗い中撮影したので分かりにくいけれど、左：アヒージョ、右：豆とアボカドのサラダ

ガスパチョ

本当はダッチオーブンでローストビーフも作っていたのですが、タイミングが間に合わず朝ご飯のときに食べることにしました。

 初ローストビーフ。火を通しすぎたかも。

ローストビーフでサンドイッチ

  

晩ご飯のあとは焚き火です。

家族全員で火を囲んでゆるゆるとした時間を過ごしました。

売り言葉のとおり、木々が深く良い環境のキャンプ場でした。

遊び場として期待していた水場が今ひとつだったので、その点に関しては一番川に劣るように思います。

気になった点としては、管理人さんが24時間常駐でないため、夜間騒いでいる人がいたことでしょうか。

ともあれ、札幌から近く、キャンプ場周辺には色々と面白い店や施設があるので（翌日牛小屋アイスとあぜっこに行きました。）、また行ってみたいと思います。

◇サイト…☆☆☆☆☆
　・フリーサイトは適度な広さ。
　・予約制なので、ギチギチにならない。
　・木々に囲まれている感あり。
　・カーサイトを選ぶメリットはなさそう。
◇設備…☆☆☆★★
　・トイレは十分綺麗。何故か近い間隔で2箇所。
　・風呂は車で5分程度のところにユンニの湯。
　・管理棟ではそこそこ物が揃う。
◇遊具類…☆★★★★
　・貯水池以外は特になし。
◇その他
　・周辺に色々な店や施設アリ。
　・巡り合わせだけれども、夜間騒ぐヤツに遭遇したくない。